Home > 宮城
Ⅰ沼の海
場所:S空港の近く
投稿者 リンゴ [pl673.nas852.p-tokyo.nttpc.ne.jp]

6年前に体験したお話です。
当時、付きあっていた彼が「海に行こう」と言うので
彼の家の近くの海、S空港の近くの海へと車を走らせました。
着いた時には、日も落ちて、辺りは薄暗くなっていました。
入口は道がボコボコ。
車で入って行くのも容易ではありませんでした。
車を適当に停めて、私と彼は車から降り、海の方へ歩いて行きました。
20分~30分くらいはたでしょうか。
辺りは完全に暗くなり、何も見えない状態になっていました。
歩いてる人も釣りをしてる人もいません。
「もう暗いし、帰ろうよ」と私が言うと彼が言ったんです。
「そうだな。。さすがにこれ以上ここにいるのはまずいかもな。。」

えっ?
まずいって。。。それってどういう意味?と思いましたが
彼には何も聞かず、私達は車を停めてある方へと戻ろうとした
その時
林の方からかすかに人の足音が聞こえてきました。
その音はだんだんと大きくなっていって
気のせいか。。。足踏みみたいな。。。
兵隊さん達が行進してる様な音。

ザッ ザッ ザッ ザッ

そんな音に聞こえたのです。
彼にもその音が聞こえたのか、慌てた様子で「早く車にのれっ!」と叫びました。

私は急いで車のそばに駆け寄り、助手席のドアを開け乗り込みました。
彼はエンジンをかけ、ライトをつけたその時。。。

私見ちゃったんです。
林の草むらの中から、何人もの人の足を。。。
ライトの当たり具合で、足元しか見えませんでしたが
私には軍服を着た兵隊さんにしか見えませんでした。

実は
それが2人、3人じゃなかったんです。
私が見た限りでは10以上はその林の中にいたと思います。


後で、彼に「どうしてあの時、ここにいたらまずいって言ったの?」と聞いたら
彼には結構前から聞こえてたみたいなんです。
足踏みみたいな。。。

ザッ ザッ ザッ ザッ という足音が。。。

彼は何かを感じたのか、瞬時にやばいと思ったそうです。

もし、私があの時彼に「もう帰ろう」と言ってなかったら。。。
私達、一体どうなっていたんだろう。


情報追加

お名前(必須 30文字まで):

メールアドレス(30文字まで):

投稿内容(必須):

削除パスワード(必須):

画像認証パスワード(必須):


下の文字を入力してください
ありがとうございました。

トップページ